人事考課が必要な理由

人事考課が必要な理由

<人事考課とは?>

人事考課とは、従業員の業務を個人ごとに一定の方式に従って評価すること、またはその制度をいいます。

方法としては、あらかじめ設定された基準との比較、従業員同志の比較による順位づけ、自己申告と面談などがあります。

<人事考課がないと…>

給与と昇給や賞与が全員同額だったり、年齢や勤続年数に応じて昇給したり、社長個人の従業員一人ひとりに対するイメージで給与や役職が決まったりします。

これでは、頑張って働く気にはなれません。なぜなら、頑張って働いて成果を出しても、それが収入に反映されないからです。また、仕事で頑張るよりも、社長に気に入ってもらえるように頑張った方が利口だということになります。

そして、頑張って成果を上げたい、自分を向上させ会社に貢献したいと考えている従業員は、人事考課のしっかりした会社へと転職していくのです。

 

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<人事考課があっても…>

どんなに優れた制度でも5年、10年と変化がなければ、世間一般の感覚からも、会社の現状からも離れていきます。

また、人事考課が固定的になると、一度低い評価を与えられた従業員は、敗者復活が望めません。どんなに良くできた制度でも、毎年のように見直しが必要なのです。

そして若い従業員ほど、人事考課の結果を納得したがらないものです。人事考課の結果については、事後の個人面談で十分に説明しましょう。この面談によって、従業員はやる気になるものです。

 

社会保険労務士 柳田 恵一