タイプ別残業削減方法

タイプ別残業削減方法

<自己都合タイプへの対策>

自己都合タイプは、生活のために多額の残業代を必要とする、家に居場所が無いなどの個人的な理由で残業します。本来の勤務時間帯には、おしゃべりをしたり席を外したりダラダラと過ごしているのに、残業の時間帯には頑張っている姿が見られます。

上司が中心となって、本来の勤務時間帯に職務に集中させること、プライバシーの侵害にならないよう気を付けながら、個人的な悩みについて相談に乗ることなどが対策となります。

 

<会社都合タイプへの対策>

会社都合タイプは、優秀な社員に仕事が集まることによるものです。こういう社員は、始業時間前から残業時間帯までテキパキと仕事をこなしています。

上司が役割分担を見直すこと、代わりにできる人を育てることが対策となります。仕事ができる社員は、仕事を抱え込み他の社員に関与させたがらないことも多いのですが、マニュアルを作らせ他の社員に引き継がせることが必要となります。

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<能力不足タイプへの対策>

能力不足で担当業務が上手にできないタイプです。こうした能力不足の半分以上は、会社の教育不足によるものでしょう。

たとえば、事務仕事でエクセルを使う場合、コピーして貼り付ける操作でも、マウスの左クリックだけを使う方法、マウスの左右両方のクリックを使う方法、マウスは使わずにキーボードで行う方法、そしてこれらを組み合わせた方法があります。どのような操作が効率的であるかは、作業によって異なります。ところが、本人任せにしておくと1つの方法しか覚えません。これでは生産性が上がりません。

能力不足タイプは、頑張っているのですが、他の社員と同じ仕事を与えられてもより多くの残業が発生してしまいます。スピード不足ですし、やり直しが多いのも特徴です。しかし、上司の指導によって改善が期待できます。

 

社会保険労務士 柳田 恵一