月別: 2018年3月

仕事ができすぎる上司による評価

仕事ができすぎる上司による評価

<酷評化傾向(厳格化傾向)>

酷評化傾向というのは、評価がついつい厳しくなる傾向です。

仕事をこなす能力の高い人が、自分を基準にして評価する場合に起こります。

また、実際に能力が高くなくても、自分にかなり自信を持っていれば同じ傾向を示します。

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入社にあたって提出する誓約書

入社にあたって提出する誓約書

<誓約書とは>

誓約書とは、労働者が働くにあたって企業に対して負う義務の内容を確認し、義務に違反しないことを誓約する書面です。

万一義務違反があった場合には、一切の損害を賠償するという内容が含まれるのが一般です。

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日本郵便訴訟の大阪地裁判決と企業のとるべき対応

日本郵便訴訟の大阪地裁判決と企業のとるべき対応

<日本郵便訴訟の大阪地裁判決>

正社員と同じ仕事をしているのに手当などに格差があるのは違法だとして、契約社員(有期労働契約、以下同じ)が日本郵便を相手に提起していた訴訟の判決が、平成30年2月21日に大阪地裁で下されました。

この判決では、扶養手当、住居手当、年末年始の勤務手当の不支給は不合理な労働条件の相違に当たるとして、日本郵便に賠償金の支払いが命じられています。

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正社員の定義を見直しましょう

正社員の定義を見直しましょう

<無期転換の影響>

平成30年4月から、有期労働契約で働いている人が無期転換の申込権を使うと、会社側の意思とは無関係に無期労働契約に変更されます。〔労働契約法18条〕

無期労働契約になってからの労働条件は、就業規則や労使の話し合いなどで決まることになりますから、必ずしも正社員になるわけではありません。

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本人が職場でいじめだと勘違いするケース

本人が職場でいじめだと勘違いするケース

<いじめの勘違い>

職場で自分の意見が通らない、同僚から無視されている、自分だけが叱られている、だから「私はいじめられている」と感じる人がいます。

しかし、いつも見当外れの意見を言うので受け入れてもらえない、やがて同僚は相手にしなくなる、そして、上司は同じ注意を何度も繰り返すうちに声が大きくなるというように、本人に原因がある事例も見られます。

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公平な人事考課を妨げるハロー効果

公平な人事考課を妨げるハロー効果

<ハロー効果>

ハロー効果とは、ある際立った特徴を持っている場合に、それが全体の評価に影響してしまうことです。

英語のハロー(halo)は、日本語では後光(ごこう)といいます。

仏やキリストなどの体から発するとされる光です。仏像の背中には放射状の光として表現されています。

この光がまぶしくて、真の姿が見えなくなってしまうのです。

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新店などに雇用保険の手続きをする人がいないとき

新店などに雇用保険の手続きをする人がいないとき

<雇用保険の手続きの原則と例外>

雇用保険に関する事務処理は、原則として事務所、営業所、出張所、店舗などの事業所ごとに行うことになっています。

しかし、事業所の規模が小さくて、雇用保険の手続きを担当する人を置けないなどの事情がある場合には、その事業所の所在地を管轄するハローワークに「雇用保険事業所非該当承認申請書」を提出し承認を受けることによって、本社、支社など上位の事業所が一括して手続きを行えるようになります。

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「ブラック就業規則」はあるのか?

「ブラック就業規則」はあるのか?

<違法な就業規則の実在>

労働基準法などで保障された労働者の権利についての規定が無かったり、法令の基準を下回る内容の就業規則が作成されることは、少なくとも社会保険労務士に依頼したのならありえないでしょう。

しかし、就業規則を作成した時には適法だったものの、法改正が繰り返されて違法だらけの就業規則になってしまうということはあります。

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雇用契約不更新の合意が有効であるためには

雇用契約不更新の合意が有効であるためには

<シンガー・ソーイング・メシーン事件判決>

シンガー・ソーイング・メシーン事件は、退職金放棄の有効性について争われたものです。

この判決は、「賃金に当る退職金債権放棄の意思表示は、それが労働者の自由な意思に基づくものであると認めるに足りる合理的な理由が客観的に存在するときは、有効である」と述べています。(最高裁第二小法廷 昭和48年1月19日判決)

そして、この判決の趣旨は、有期雇用契約を更新しないという、使用者と労働者との合意について、その有効性を判断する基準としても参考になるものです。

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勤務間インターバルのルールが必要な場合とは

勤務間インターバルのルールが必要な場合とは

<勤務間インターバルとは>

インターバル(interval)とは、間隔、合間、休憩時間のことをいいます。

そして、勤務間インターバルとは、実際の終業時刻から次の始業時刻までの間隔をいいます。

たとえば、仕事を18:00に終えて帰宅し、翌日9:00に勤務を開始すれば、勤務間インターバルは15時間ということになります。

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