<コロナハラスメント>
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、コロナ関連のハラスメントが発生しています。
これは、コロナハラスメントと呼ばれています。
コロハラは私生活の場でも発生しますが、職場で発生するコロハラは会社が見過ごすわけにはいきません。
ハラスメントは、どれも嫌がらせであり人権侵害です。
これを会社が放置すると、生産性の低下や退職者の増加をもたらします。
<発生のシーン>
勤務中にマスクを着用していない従業員に怒りがぶつけられます。
東京や外国の感染拡大地域から帰ってきた従業員が、出勤しないように強く求められます。
会議の席で、マスクを着用していない取締役が、大声で発言するのを他の従業員が制止できずにいます。
会社の飲み会では、会場が十分な感染拡大防止策をとっていて、参加者全員がマナーを守るのでなければ、感染を恐れる従業員にとってはコロハラとなりえます。
運悪く感染した従業員は、なかなか職場に復帰させてもらえませんし、復帰後も「いつ、どこで、どのように感染したのか」と、プライバシーを詮索されてしまいます。
従業員の家族が感染した場合にも、その従業員は家族の感染を責められます。
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